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2008年7月 1日 (火)

美しく強いチーム(ユーロ2008決勝ドイツ対スペイン)

ユーロ2008決勝 ドイツ 0-1 スペイン

今大会で一度も調子を落とすことのなかったスペインが、決勝でも素晴らしいパスワークでドイツに完勝。いやー、90分が短く感じたいいゲームだったよ。でもデータを見るとパス数、パス成功数はドイツがかなり上なんだよな

パス数      ドイツ=461、スペイン=401
パス成功数  ドイツ=364、スペイン=318 (成功率より逆算)

この数字を見ると「へ?」なんだけど、キーマンに絞ってみると試合が見えてくる。

シャビ      パス数62 成功率94(!!!)%
バラック    パス数30 成功率67%

シャビの94%っていう数字は、90分通してほぼノーミスといえる凄い数字。一方バラックはボールに触れる回数自体が少なかったわけだ。

実はドイツのパス数を稼いでいるのはメルテザッカーとメッツェルダーの、紛らわしい名前のCBコンビ。二人合計で106。一方スペインのCB(プジョルとマルチェナ)は足しても53にしかならない。ドイツのたった半分。試合序盤の印象とは違って実は、ドイツはスペインにボールを持たされていたということだ。

準決勝もそうだったけど、中盤で手数をかけずにグサッとサイド(シャビ→イニエスタのホットライン!)にスルーパスを通したり、縦一本でフェルナンド・トーレスを走らせる場面が随分多かった気がする。決勝点の場面はまさに後者のそれ。大会前には、プレミアの縦に速い攻撃に慣れちゃったトーレス君が、国内組の細かいパス回しに合わなくって文句垂れ...なんて報道もあったけど、終わってみると、技巧と効率とを両立させた美しくかつ強いチームだったよ、スペインは。効率の王様のようなイタリアとドイツに勝ったところがホント凄い。

これで07-08シーズンは大団円......と思ったら、もう来月にはフランス(8月9日)、ドイツ(8月15日)、イングランド(8月16日)のリーグ戦が始まる。選手は大変だなあ。

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