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2008年10月 2日 (木)

秋春制は無茶だ

考えただけで鬱になる秋春制ですが(というか犬飼氏の頭の悪さに鬱になってるんだけど)。

 「シーズン制移行を難しく考える必要はない。1月と2月にサッカーをするか、7月と8月にサッカーをするか、それだけの話だ」と犬飼会長は強調する。(スポーツ報知FOOTBALL 365日)

全然「それだけ」じゃありません。何を言ってんだか。

考えても見てください。2008年シーズンに7月と8月に行なわれたJ1の試合は12試合ありました。

  リーグ    週末7節、週なか2節の計9試合
  ナビスコ  準々決勝の2試合
  JOMOカップ 1試合
(代表戦はありませんでした)

これを1月と2月に持っていくとすると、週末は最大で9回(2月は小の月、7月8月はどちらも大の月!)しかない。1月2月の週なかに、ナイトマッチで試合をするのはいくら何でも無理(3月だってイヤだ)。建国記念の日をあてにするとしても、週なかに来る確率は7分の3(火水木のいずれか)なので、結局、9.43回しかJは試合ができない。溢れた2.5試合分をどこに持ってくるつもりなのでしょうか。

......待てよ。秋春制にしたいのは1月や2月に代表戦が組まれるからですよね(こないだまでは、「選手の移籍に有利になるから」と言ってたのに、いつの間にか変節した)。ということは週末2回分は代表戦でつぶれる。すると溢れるのは少なくとも4.5試合分。たいていの年は5試合分。A代表調整のための親善試合を組んだりしたら、さらに溢れる試合が増える。つまり、7月-8月は暑いけどナイトマッチが可能なので、週なかを使って無理矢理試合を押し込んでいるのが現状なのに、これを1月-2月に持ってくれば、もっと年間スケジュールがきつくなるということなのですよ。

溢れた試合のしわ寄せは3月-5月か、9月-11月に来る。でも、9-11月は今年のカレンダーを見れば分かる通り、ACLに参加するクラブは超過密日程だ。しかも来年からACLに参加するJクラブは増える。となれば9-11月で溢れた試合を吸収することはおそらくできない(なお、6月はW杯予選と本選、アジアカップで、12月は天皇杯とクラブW杯で、それぞれJの試合はできないという前提)。

とすると3月-5月半ばまでで5試合分を吸収せざるを得ない。現在でもゴールデンウィークの頃は過密日程であるが、秋春制にすると3月-5月はシーズン終盤の一番大事な時期になってしまう。優勝、昇降格の行方が決まる頃で、世間の注目も高まる頃だろう。そんな大事な時期に超過密日程になることが目に見えてる秋春制で、本当にいいのだろうか?それこそサッカーの質の低下、怪我の発生につながるのではないだろうか?

・ベストメンバー規定の廃止、・A契約25人枠の撤廃、・ナビスコ、オールスター、ゼロックス杯の見直し、・J1チーム数の削減、・そして一番大事なのは、FIFA、AFCへのロビー活動(1月2月に予選を行なわない要求)、これらを全部検討して、協会は最大限努力した結果「どうしても秋春制にしないと解決しないんだ...」というのでなければ、納得できない。

と、ここまで書いてきて、一番不快なのは犬飼氏が何の配慮もなしに、考えなしで物を言う姿勢なんだと気がついたww 。

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