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2008年12月 9日 (火)

あの日のことをつらつらと

「蒼い攻め達磨」さんところを見て思い出した。12月8日はジョン・レノンの命日だったんだなと。忙しさにかまけて、いろんなことを忘れてしまう日常。やだね。

でもね、私にとってレノンの命日は1980年12月9日火曜日なのですよ。ああ、今年も火曜日だな。


あの火曜日の夕方、学校から帰った私は食べ盛りの高校生らしく、晩ご飯の直前だというのに菓子パンを3つペロリと平らげていた。そのあたりで、母がふと「なんか、ビートルズの人が撃たれたらしいよ」と。

テレビをつけると番組はその話題ばかり。

新宿高層ビルの壁面に浮かんでいたのは、窓ガラスの明かりを使っての「L E N O N」の文字 (LENNON じゃなかった)、次にセントラルパークだかダコタハウス前だかに人々が集まり、「イエスタデイ」を歌っている映像が流れる。

ラジオをつけると、地元局の知ったかぶりアナが丁重に弔辞を述べたあとにビートルズの曲をかけた。「ジョンとヨーコのバラード」。シリアスな雰囲気をぶちこわすお気楽な歌声(*)。


ふ  ざ  け  る  な。


もう耐えられなくなり、自室に逃げ込んで「スターティング・オーバー」を文字通りstarting over and over againで何十回と繰り返して聞いた。まだ「ダブル・ファンタジー」は買っていなかった。実は今に至るまで、抵抗感があって買えていない。

翌朝、世界が変わりなく動いてるのが不思議だった。朝刊も路面電車も授業もいつもの通り。木曜夜の、渋谷陽一さんのサウンドストリート(収録済み内容を差替えて放送)だけが慰めだった。あの日の番組はまさにネ申だったな。



(*)地元局のアナは題名にだまされて、美しいスローバラードだと思いこんでいたようだった。しかし今にして思えば、あのぶちこわし方はビートルズの芸風らしかったと言えるね。

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コメント

>あのぶちこわし方はビートルズの芸風らしかったと言えるね。

ほんとにそうですね。
そして、わたしにとっても9日の夕方の酷い思い出です。
いまでも、なぜ?が消えない。

投稿: 見る前に跳べ | 2008年12月10日 (水) 17時34分

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