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2009年11月26日 (木)

「2位ではだめなのか」

鹿島のファンなら「絶対にだめ!」と言いそうだし、川崎のファンならば「また2位なのか...」と嘆息するところだろうが、これは事業仕分けでの蓮舫議員による「次世代スーパーコンピュータ開発予算に関する発言のこと。

IT業界の片隅に巣くう私としては、先進技術に関して1位と2位以下とでは得られる利益がものすごく違うことは理解できる。それを理解した上でいうのだが、蓮舫議員のこの「2位ではだめなのか」発言の発想は圧倒的に正しい。こういう素人丸出しの感覚でないと、予算の無駄は絶対になくせまい。

実際このプロジェクトは、予算総額では1150億円、
2010年度予算への国からの補助金は268億(これ以外に完成後毎年100億近い運用経費がかかるはず)だし、開発の国内メーカー(NEC、日立、富士通)のうち前の二つはすでに撤退しているという、かなり危ない状況だ。この予算を取ってくるとしたら、相当やり手の営業マンが必要だと思うが...。

あと、重箱の隅で申し訳でないが、この記事(元ネタは産経新聞)の

国民生活や国の行く末を左右する国家予算を、法的根拠や結果責任があいまいな「仕分け人」が、たった1時間の議論で結論を出すことへの疑問がある。

という記述は明らかにミスリーディングだと思う。1時間という量をちゃんと思い描いてほしい。個々の案件について1時間もあれば相当深い議論が出来るでしょ(産経の記者は普段どんな会議をやってるのだろうね)。1時間かけて説得できないとすれば、それは文科省担当者の力不足。それこそ産経あたりの好きな「自己責任」だと思うが。

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コメント

ども。
いやぁ、専門家同士の一時間のようにはいかないでしょ。だってその一時間
の中に「スパコンってなにする品物?」くらいの質疑応答もふくまれている
のですもの。しかも一時間で済ます為の資料がなんしかアンフェアな匂いも
あるし。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091126-00000029-san-pol
(見たらまたサンケーか…)
そして官僚の説得力の有無で日本の行く末が決まるというのも激しく不安
ですな。明らかに別スキルですから。
どうもこの仕分けは事業の無駄を省くというよりは無駄な事業を取り潰す
目的の感がありますな。そーゆーとこピックアップされすぎ?まぁ政権交
代ってこげなものなのでしょうが。
すみません、おじゃましました。

投稿: もっ | 2009年11月26日 (木) 13時42分

もっさん、こんにちは。すべての金持ちの方にコメントいただけて光栄です(本気です)。

事業仕分けを見学した人のブログをいくつか見ましたが、スパコンの件に関しては文科省の役人が仕分け人に輪を掛けた素人で、プロジェクト・マネジメントに関する質問にまともに答弁できなかったみたいですね。
仕分けるほうにも不手際や事実誤認はあるとは思いますが、おっしゃるとおり政権交代ってこういうものだと思いますよ。私を含め有権者もメディアもそれに慣れてないからなあ。あたしゃ、監督が代わるとサッカーの指向が180度変わるようなものだと考えてます。

今後ともお立ち寄りください。m(_ _)m

投稿: thisiskwbr | 2009年11月27日 (金) 17時15分

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