« プァーッ!! | トップページ | 不覚にも...... »

2010年12月 4日 (土)

必然の降格(J1最終節)

NHK BSにて浦和対神戸を観戦。時折西京極からのレポート映像が入る。西京極の担当は田代アナ。FC東京をよく知る田代さんが試合前に「東京の選手の表情が硬い」とレポートで言ってたときに非常にいやな予感がしたのだが......。

勝つしかない神戸の戦い方は非常にシンプル。浦和の裏を狙って長めのボールを入れて、ポポ、小川、朴を走らせる。単純ではあるが、浦和のCB濱田(リーグ初先発)が非常に不安定で、神戸に再三押し込まれる。前半30分にはその濱田のミスから神戸が先制。神戸には、前節東京に見られたような硬さが全く見られない。とにかく全員の運度量が凄い(NHKの新企画で、選手の走行距離を時たまリアルタイムで表示しているのだが、先に挙げた神戸の3選手の走行距離が、前半だけで7.5kmもあった)。

神戸先制の直後だったか、テレビ画面右隅に西京極の映像が出る。東京失点。編集のせいもあると思うが、下を向いている選手が多い。

京都戦での東京の選手たちの気迫がどうであったか、現時点で映像をほとんど見ていないので分からないが、前節の試合ぶりや今週のインタビュー記事を読む限り、プレッシャーに勝てなかったのだと想像する。少なくとも今日の神戸の選手のようなガッツを、今季見た記憶があまりない。この降格は不運によるものではない。弱いから落ちたのだ。たとえ技術や体力に秀でていても、それを動かすのは気持ち、つまりそれは頭脳だ。この部分の強さが決定的に欠けていたと思う。


ただ、そうなったのにはもちろん原因がある。いろんな要因があるだろうが、一番大きなものは、みんな分かってらっしゃるでしょうけど「チーム編成の失敗」だと思う。

ワールドカップイヤーで試合日程がきついのにもかかわらず、全部で26人しかいない選手。開幕前後で米本や平松が大怪我した上に長友が移籍したのに、中間 補強で取ってきたのは攻撃的な選手ばかり。終盤の多くの試合では、ベンチに守備的選手が一人もおらず、守備を固めて逃げ切るというオプションがなかった......。

......ということではない。契約や経営の都合があるとは言え、佐原、ブルーノ、茂庭、藤山、浅利といった経験豊富なベテラン選手を放出したのに対し て、獲得したのはほとんど若手ばかり。東京のフロントがベテランに冷たいのは今季に限ったことではない(ケリー、ジャーン...)。そして、名古屋が闘莉王を獲得して成功したようなムードメーカー的な選手、いざとなれば監督と喧嘩できる選手、ピッチ上の監督は相変わらず不在。これについては何年も前から放置されている。もちろん気持ちの面は選手自信が本気で変わろうとしない限り変わるものではないと思うが、そのように仕向ける環境作りをクラブが行ってきたかというと、大いに疑問を抱いている。

少なくともここに書かれたヴィジョンの達成は丸っきり無理になったわけで、けじめをつけるためにも村林社長をはじめ、要職の方は退くべきだと思う。

|

« プァーッ!! | トップページ | 不覚にも...... »

コメント

全く同感です!

投稿: una | 2010年12月 5日 (日) 00時12分

投稿: una | 2010年12月 5日 (日) 00時13分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/171265/50210643

この記事へのトラックバック一覧です: 必然の降格(J1最終節):

« プァーッ!! | トップページ | 不覚にも...... »