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2011年11月 8日 (火)

クイーン重箱の隅アルバムガイド「ホット・スペース」

Hot Space (邦題『ホット・スペース』) 1982年発売

Hot_space

前作からのシングル「愛という名の欲望」(フレディ作)、「地獄へ道づれ」(ジョン作)が全世界的ヒットになったためか、あるいはこの頃フレディとマイケル・ジャクソンがしょっちゅうつるんでいたせいか(二人による無数のデモ・レコーディングが残されているそうです)、LP A面(1. - 5.)はフレディとジョンのブラック・ミュージック趣味全開で作られています。

ところがセールス面では思いっきり失敗し、特にアメリカ市場での凋落の原因となりました。でも私はこのアルバムを断固支持! かなりお気に入りな一枚です。いや実際、マイケルの「スリラー」「バッド」とそんなに変わらない音なんですけどねえ。

tracks:
1. Staying Power
2. Dancer
3. Back Chat
4. Body Language
5. Action This Day
6. Put Out The Fire
7. Life Is Real (Song For Lennon)
8. Calling All Girls
9. Las Parabras De Amor (The Words Of Love)
10. Cool Cat
11. Under Pressure

bonus EP:
12. Staying Power (Live in Milton Keynes, June 1982)
13. Soul Brother (B-Side)
14. Back Chat (Single Remix)
15. Action This Day (Live in Tokyo, November 1982)
16. Calling All Girls (Live in Tokyo, November 1982)

A面がまんまブラコンじゃんとか、ホーンの導入とか、シンセ・ベースばっかりでジョン弾いてないとか、ボディ・ランゲージのジャケットがエロ過ぎるとか、田原俊彦の「シャワーな気分」は 3. のパクりとか、従来のファン層に受け入れられなかった要素はいろいろありますが(最後のは関係ないかw)、クイーンの本質は変わっていません。リスナーを圧倒することに専心しています。そしてこのアルバムのポイントはLP B面最初の2曲(6. と7. )にあります。

1980年のジョン・レノン射殺事件の影響を受けた曲は多数ありますが、この2曲もそんな曲です。

「あのね、銃に殺された人なんて存在しないんだよ
 その点については保証する
 人が、人を、撃つんだよ
 銃を持った人が」
- Put Out The Fire

こんな強烈なメッセージは過去にはありませんでした。そして7. は、曲の出だしがどう聴いても"Mother"。

このアルバムでは、絶頂期のクイーンが言いたいこと、やりたいことをぶちまけた、そういう作品なんだと思います。

あと、もう一つの大きな特徴が、ブライアンとロジャーが単独でボーカルをとる曲がなくなったこと。彼らが合いの手的にボーカルをとる曲はありますが、単独でのリードはフレディ死後に録音された"No One But You"までありませんでした、...ってそういえば"No One But You"もブライアンとロジャーの共同ボーカルですから、本当にピンで歌ったのは前作が最後だったわけですね。

Under Pressure - Queen Official

Under Pressue - David Bowie (このベースの人誰これすごい)

Ice Ice Babyなんて絶対載せません!

Staying Power (Live At The Bowl) - Queen Official

Life Is Real - Queen

Mother - John Lennon


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