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2011年11月11日 (金)

クイーン重箱の隅アルバムガイド「ザ・ワークス」

The Works (邦題『ザ・ワークス』) 1984年発売

The_works

tracks:
1. Radio Ga Ga
2. Tear It Up
3. It's A Hard Life
4. Man On The Prowl
5. Machines (Or 'Back To Humans')
6. I Want To Break Free
7. Keep Passing The Open Windows
8. Hammer To Fall
9. Is This The World Created...?

bonus EP:
10. I Go Crazy (B-Side)
11. I Want To Break Free (Single Remix)
12. Hammer To Fall (Headbanger’s Mix)
13. Is This The World We Created...? (Live in Rio, January 1985)
14. It's A Hard Life (Live in Rio, January 1985)
15. Thank God It's Christmas (Non-Album Single)

ボーナスEPには、"Radio Ga Ga"の12インチ盤に入っていたロング・バージョンとインストゥルメンタル・バージョンが収録されるかと思っていましたが、入ってなくて残念。前者は1991年米国盤CD(HR 61233-2)に収録されています。この米国盤CDは 6. の12インチ・バージョンも収録されているので、マニアには掘り出し物かも。

この作品と次の「カインド・オブ・マジック」の二作は、私にとってのクイーン暗黒時代。セールスはヨーロッパを中心に非常に好調だったのですが、正直言って(クイーンとしては)水準が低く、覇気のない作品に思えました。

特にフレディが不調で、提供した曲に新鮮さがありません。3. はサビが「プレイ・ザ・ゲーム」と同じですし、4. は「愛という名の欲望」の焼き直し。8. もフレディの作品で、近藤真彦の「ケジメなさい」のサビはこの曲のパクリです。シングルカットの順番もロジャー→ジョン→フレディ→ブライアンで、3番めという過去最低順位だったのも頷ける質でした。

フレディの不調を補ったのがロジャーの活躍。ついにシングルA面になった 1. や、ブライアンと 5. を共作し、LPのAB面トップがいずれもロジャーの曲で飾られることになりました。前作の不振の責任を取ったのか(?)、ジョンの曲は 6. の1曲だけでしたが、この曲は南米を中心に大ヒットになりました。

私はこの「ワークス・ツアー」の武道館公演を見ています。1985年5月9日だったかな。演奏に緊張感が感じられず、メンバーが次々とソロアルバムを出している状況もあり、「ああ、クイーンも終わりか...」と、正直そう思いました。実際にメンバー間でも終末感があったそうです。彼らはその2ヶ月後に開かれたライヴ・エイドでの熱演でモチベーションを取り戻すのですが、...なんとあたしゃライヴ・エイドの生中継を見ていない!! クイーンが出演するのは知っていたのですが、武道館での出来が悪かったので見る気をなくしてたんですよ。見たのは、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったマドンナと、ホール&オーツ以降の部分のみでした。

ともあれ、この路線回帰アルバムのセールスは非常によく(*)、イギリスではトップ10に25週間とどまるという、彼らにとって過去最高のロングセラーになります。絶賛の嵐となったライヴ・エイドでの成功も後押しになり、彼らはクイーンを続ける決意をします。

(*)アメリカではツアーをしなかったせいもあり、「ホット・スペース」すら下回る成績でした。

I Want To Break Free

Live Aid Full Video (これいいのかなあ...。それはともかく、クイーンだけで7曲も演奏しています。参加バンド中で、別格の扱いでした)


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