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2012年12月10日 (月)

"Tinsel And Lights" トレイシー・ソーン

年に1枚は買わないと気が済まないクリスマス・アルバム。3年前はスティング、一昨年はアニー・レノックス。去年はキャロル・キング。今年買ったのはエヴリシング・バット・ザ・ガール(って、1999年から新譜が出ていないのですが)のトレイシー・ソーンのソロ作、"Tinsel And Lights" 。

結論から書きます。

「買いなさい」

Traceythorn_joy

Tinsel And Lights / Tracey Thorn (Merge Records MRG459)

tracks:

  1. Joy
  2. Hard Candy Christmas (Carol Hall, 1982)
  3. Like A Snowman (Stephin Merritt, 2006)
  4. Maybe This Christmas (Ron Sexsmith, 2002)
  5. In The Cold, Cold Night (Jack White, 2003)
  6. Snow (Randy Newman, 1969)
  7. Snow In Sun (Green Gartside, 2006)
  8. Have Yourself A Merry Little Christmas (Ralph Blane, Hugh Martin, 1944)
  9. Tinsel And Lights
  10. River (Joni Mitchell, 1971)
  11. Taking Down The Tree (Mimi Parker, Alan Sparhawk, 1999)
  12. Sister Winter (Sufjan Stevens, 2006)

(1)と(9)がオリジナルで、その他がカヴァー。しかし、いわゆるクリスマス・スタンダードは(8)のみで、その他は比較的近年の作品です。曲の後ろに書いているのは、作曲者と制作年です。

エヴリシング・バット・ザ・ガールは彼女の声質のせいもあって、日本では「おしゃれ系」とか「癒され系」な分類をされてるようですが(まあ、音としては間違ってない使い方だとは思いますが)、歌詞は結構過激というかラジカルというかタフなものでして、その落差が魅力です。このソロ作も同様で、1曲目の"Joy"なんて「来年になるとこのままではいられない」という時代の醸す恐怖と、それに立ち向かう決然とした姿勢を歌ってますからね この後のヴァースでは destroy なんて単語が出てきてドキッとしましたがな。

他の曲も、ほんわかな気分とはほど遠いものばかりです。作者がランディ・ニューマンとかジョニ・ミッチェルとか、一筋縄ではいかない人ばかりですから......。その視点で、唯一のスタンダード(8)の意図を深読みするのも面白いかと思います(歌詞が、一般に知られているフランク・シナトラ版ではなく、オリジナルのジュディ・ガーランド版なんだな、これが)

"Joy"と、(5)の"In The Cold, Cold Night"(ジャック・ホワイトの作品)はフルコーラス試聴できます。

Joy

In The Cold, Cold Night


アマゾン


HMV

実は今年はもう一枚クリスマス・アルバムを買っています。レビューは後日のエントリーで。




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