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2014年7月15日 (火)

ワールドカップ振り返り

まずはわたくし選出のTeam Of The Tournament (ベストイレブン+控えの23人)は下記の通りです。

・先発
GK ノイヤー(GER)
DF ラーム(GER)、ガライ(ARG)、フンメルス(GER)、カイト(NED)
MF ラーム(GER)、ディ・マリア(ARG)、クロース(GER)、
FW メッシ(ARG)、ネイマール(BRA)、ロッベン(NED)

・控え
GK エニェアマ(NIG)、ナバス(CRC)
DF チアゴ・シウヴァ(BRA)、フラール(NED)、内田(JPN)、カセレス(URU)
MF ハメス・ロドリゲス(COL)、ブライアン・ルイス(CRC)、マスチェラーノ(ARG)
FW ミュラー(GER)、ムサ(NIG)、ヴァルブエナ(FRA)、サンチェス(CHI)

2014071500

......先発にラームが二人いるって?こまけえことはいいんだよ!!

 

実際、今大会はディフェンダーとフォワードの選考に難航。ともにこれといった候補がいなくて、特にサイドバックがねえ......。という訳でDF枠で、右も左も前もやってお疲れ様のカイトを選出。カセレスに至っては、でかパンと腰パンで我が家の話題をさらっていたのが選出理由で、プレーが理由じゃない(笑)。フォワードも、真の9番タイプが見あたらず、こんな結果になりました。

フォーメーションはバルサ流の4-3-3で、メッシは「偽の9番」ポジション。選んでみてなんですけど、この布陣機能するのかな。ディ・マリアとラームが過労死するような気がします。

今回の大会はカウンターと肉弾戦が多くて、まあ前回大会の決勝でその布石は打たれていたとも言えるのですが、録画保存して繰り返して見たいような名勝負はありませんでした。カウンターや激しい当たりが良くない、と言いたいのではありません。「カウンターにはカウンターで対抗」「肉弾には肉弾で対抗」といった感じで、単調な試合が多かったということです。

たとえばブラジル対チリや、オランダ対コスタリカなどは120分プラスの長さを感じない熱戦でしたが、思わず一人語りをしたくなるような美しさがあったかというと.....。むしろ、ほとんど誰も注目しなかったチリ対オーストラリアのような異種格闘技というか、ハンドボール対ラグビーのような試合の方がよっぽど楽しかったです。ネイマールを大会途中で失ってしまったことは、フィジカル優先の大会を象徴する悲しい出来事と言えるでしょう。

ただし、決勝はポゼッションのドイツと堅守速攻のアルゼンチンがうまく噛み合い、なかなかの好試合だったと思います。90分に限定すると決定機はアルゼンチンの方が多かったしで、どっちに転んでもおかしくない内容でした。

優勝のドイツはレーヴ監督8年間の集大成と言える内容でしたが、最後に仕上げたのは、実はバイエルンのグアルディオラ監督だったような。スペインの十八番である「ティキタカ」を一番表現していたのは、ペップに指導されたクロース、ミュラー、ラーム、ゲッツェ、シュバインシュタイガー達でしたから。ただ、バイエルンはロッベンも最後まで居残っちゃったので次シーズンに練習不足で臨まざるを得ず、最初は苦しい戦いが続くでしょうね。

大会で一番の驚きは何だったかというと、やはりコスタリカでした。5バックなのに引いて守るのではなくラインは高く保ち、非常にコンパクトで三浦俊也もびっくりな組織的サッカー。あのオフサイド荒稼ぎは凄かった! 最終ラインに人数が多いということは、ラインが乱れる確率もそれだけ高いのにイタリア戦、オランダ戦では2桁のオフサイドをゲット。あまりに取られまくるので、ロッベンが試合中にコスタリカ代表監督に賛辞を述べに行く始末。

2014071501
ロッベン: あんたんちのラインコントロールすげえな
コスタリカの監督: (おめーら、いい加減学習しろよ)

 

最後に、試合の外のことで少しだけ。

今大会では、普段全く見ない民放地上波で試合をたくさん見ましたが、実況はテレビ東京の小島アナウンサーが良かったですね。解説の人がちょっと戦術的なことをしゃべったときに、「それはどういう狙いなのですか」と、普段見ない人が疑問に思いそうなことをうまく拾っていました。それ以外の時は解説者が気持ちよくしゃべれるように、上手に泳がしていましたし。

変だなと思ったのは例によってフジテレビでした。スペイン対チリ戦の煽るだけの実況はひどかったですが、理由はほかのところに。この局だけは選手名表記に「ヴ」を使うんですよね。2010年大会でもそうでした。使うこと自体はOKなのですが、Villa や Cavani といったスペイン語圏の選手も「ヴィジャ」「カヴァーニ」と表記しちゃうのはおかしいです。スペイン語では "v" も "b" も同じ [b] の音ですから。マスコミは言葉を扱う商売なんですから、どういう条件で「ヴ」が使えるのか理解しておくべきです。

あ、松木安太郎の代表解説芸は相変わらず絶品でした。あの試合、アナウンサー抜きで松木とゴンと名波の3人だけの実況でも問題なかったよね。



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