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2015年7月13日 (月)

哀れな国立競技場

“迷走” 新国立競技場 (クローズアップ現代)

国立競技場将来構想有識者会議資料 (日本スポーツ振興センター)


国立競技場の改修は、もともと、2019年ラグビー・ワールドカップ開催に合わせて行うことで決まっていた。これに、2020年オリンピック招致計画が便乗してしまったことが悲劇の始まりだった。

今では招致計画当初のコンセプト(コンパクトな会場配置、被災地支援)からは遠く離れて、官房長官が「一度作ると言ったものを撤回すれば、日本の信用に関わる」などと言ったり、安倍首相に至っては、「民主党政権時代に...」などと責任逃れな枕詞をつけて国会答弁している。

しかし、新競技場の建設を撤回すると、本当に日本の信用に関わるのだろうか? 実際に誰かが「そんなことすると、日本の信用落とす」と言っているのだろうか。そんなの居たとしても、せいぜいIOCの役員の一部に過ぎないのではないだろうか。少なくともアスリートや海外からのお客様はそんなことは気にしないだろう。競技や観戦が、快適に安全に出来ればそれでOKなはずである。

こんなことがあった。1976年冬季五輪の開催まで4年を切ってから、主催地のデンヴァーは開催を丸ごと返上した。これでアメリカの信用は失墜しましたか?

むしろ、「一度決めたことを修正できない日本」「国民の意見に耳を傾けない政府」は、「ああ、日本は80年前と変わっていないんだな」と海外に思われるだけだろう。新国立競技場は、その証拠として残るのだ。



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